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『足りないものはなにもない。余計なものも何もない。』義高光

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『足りないものはなにもない。余計なものも何もない。』義高光

交流民泊 /

『足りないものはなにもない。余計なものも何もない。』義高光

義高さんは理系の大学を卒業後、バブル期の半導体装置メーカーに就職しました。 PCの成長とともに好況が続いた半導体業界でしたが2002年頃のITバブル崩壊を機に、不況へと向っていきました。 そういった状況中で、これまでの経験を活かし義高さんは特許事務所に転職しました。転職後はクライアントからも信頼され売上もあげ好調でした。 しかし、その中で彼の中には、ひとつの問いが生まれてきます。 「自分はなんのために働いているのか」 「自分の本当にやりたいことはなんなのか。」

義高さんが自分の人生を振り返り、自分にとって大切な時間、好きな時間を考えると、それは植物と一緒にいる時間でした。 仕事がつらいときでも植物をみたりガーデニングしたりしていると自然と心が安らいだといいます。 会社を辞めたあと義高さんは、クリスマスローズに出会います。 クリスマスローズは、すでに栽培方法が確立されている花と違い、まだまだ品種改良の余地があり、新たな品種がどんどん開発されているバラです。 自分のやり方次第で可能性を広げられるクリスマスローズに義高さんは惹かれました。

最近では稲作にカフェ、大学生と一緒にビジネスコンテストなど多方面で活躍している義高さんなので、訪れた方はたくさんいろんなお話がきけると思います。  

施設紹介

義高さん家のこだわりはすべてが手作りであることです。お家はこだわりの国産木材で作られて、家の設計も義高さんが行いました。木の匂いがとても心を落ち着かせてくれて、都会では味わえない非日常感を存分に味わうことができます。

天井まで吹き抜けになっています。日当たりも抜群です。

こちらは頂いた手作り梅酢サイダー。お水もご自身で堀った井戸水を使用しています。 本当にすべてが手作りで、義高さん家に訪れた方は、何もかもが新鮮に感じるはずです。

こちらはお家の外にあるカフェ。クリスマスローズを買いに来たお客さんが休めるように作りました。おいしいコーヒーやハーブティーをいただきながら、お話ができます。

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裏庭探検

義高さんの家にはなんと裏庭があります。裏庭というよりもアニメのドラえもんにでてくる裏山のようですね。クリスマスローズが植えられて春になると一面にクリスマスローズ鑑賞ができます。また写真のように裏庭のベンチで語り合ったり、疲れたらカフェで休憩したり、ゆっくり自然を堪能することができます。

農業体験

最近、流行っている農業体験。義高さんにお話を伺ったときには稲刈りの真っ最中でした。この日も義高さん夫婦をはじめ、近所の方が集まって楽しそうに稲刈りを行っていました。稲刈りや田植などみんなで身体を動かしなら義高さんや地域の方と交流することで農業のことや地域の魅力がより理解できるのではないでしょうか。 農業体験が気になっている方にはとてもおすすめです。

移住・起業相談

脱サラして宮城県南地域に引っ越すという決断をするだけでもすごいですが、クリスマスローズの販売を軌道にのせるまでも苦労の連続でした。どうしたら売れるか、どうしたらお客さんに喜んでくれるかを徹底的に考え抜いていらっしゃるので、ビジネスの先輩としてとてもためになるお話がきけます。 「自然と触れ合いたい」、「手作りの素敵なお家に泊まりたい」そう言った方にももちろんおすすめですが、「転職をしたい」、「地方に移住したい」、「新しいビジネスをはじめたい」、そんな転機にいる方々こそ、義高さんとお話をして、さらに自然の中で自分と向き合うことで進むべき方向が定まると思います。

義高さんからのメッセージ

ここにしかないものを求めている人に来てほしいです。ここには、足りないものは何もないです。そしてなにより、余計なものも何もないです。都会には、少し余計なものがありすぎるのではないかと思います。テレビ、コンビニ、ケータリングなどはみんな便利ですが、果たしてそれは本当の幸せにつながっているのでしょうか。ここにはおいしい水、おいしいごはん、澄んだ空気、きれいな星空があります。私は究極のサービスとは余計なものが何もないことであると思います。ぜひここにきて、余計なものが何もない生活を楽しんでください。

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