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『家族のように受け入れてくれる、第2のおじいちゃんおばあちゃん』小野夫婦

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『家族のように受け入れてくれる、第2のおじいちゃんおばあちゃん』小野夫婦

交流民泊 /

『家族のように受け入れてくれる、第2のおじいちゃんおばあちゃん』小野夫婦

母親が旅館をやりたいということで、昭和39年に学校が火事になったタイミングで、学校の跡地を民宿「松乃家」としてスタート。その後、昭和41年からお母様から小野夫婦にバトンタッチ。 我々は継ぐ気はなかったと。会社勤めをしていて、サラリーマンで生涯終わると思ってたから。お母さんが内職程度にやっていた旅館でした。 ただ、松乃家の付近にある大昭和製紙の従業員の方の長期滞在が増え、忙しくなりました。そこで、お母さんに「秀夫、旅館やってもらえない?」って言われてしまったのです。 今ではかれこれ50年近くは続いています。 「長くやってくださいよ」と、工事関係で長期滞在でよく泊まってくれるお客様に言われます。最近のホテルなんかよりも旅館を好んでくれるお客さんはたくさんいます。

たまに日本一周してる大学生さんとかが泊まります。朝早いからおむすびとかを握ってやるんですよ。そうすると、手紙とか本をわざわざ送ってきてくれるんです。これはすごい嬉しいですね。一回泊まってくれた人は、必ずまた来てくれます。仕事関係でしたが、北海道から来てくれた人なんかは、3年間もずっといてくれました。だからもう帰る時は、もう寂しくて寂しくて。旅館をやっているといろんなお客さんが来てくれます。 顔色見て、必要以上には話しかけなかったり、細かい気配りを忘れないようにしていいます。 また、70年間生きてきた中で、野球をやっていた経験からスポーツ少年団を作ったり。 警察の補導員やってみたらどう?とか市の体育館系のお仕事もやってみない?と、他薦で声かけてもらったり、誘われたり。 それは、周りの人や友達が良かったからで、おかげさまでいろんなことを経験できました。 その途中で、いろんな苦労をしたりする中で、人を見る目や、人間関係を構築する力もついてきたんだと思います。

これまで奥さんと一緒になって宿をやってきたので、どこかに出かけるってことができなかったんだよね。 だから2人でゆっくりと温泉旅行もしてみたいですね。

施設紹介

知り合いに娘の結婚式にと作ってもらった弥次郎系のこけしがお出迎えしてくれます。

学生時代の修学旅行で泊まった旅館を思い出させるようなレトロな雰囲気で、今では見ることのできない自動販売機も設置されています。

近くには図書館があったり、東北地方で一・二を争うほどに初詣客が訪れる竹駒神社もあります。 竹駒神社は、岩沼市の有形文化財にも指定されており、日本三大稲荷の一社にも数えられることもあります。 宿泊中に、参拝をすればそれこそ日本文化を知る貴重な体験にもなるでしょう。

交流民泊

日本の昔遊び

お子さんの遊び道具を引っ張り出して作ったお部屋で、こまやけんだま・折り紙など、日本特有の遊び道具で一緒に遊ぶことができます。 約200パターンもの会話例があって、毎月1週間に1つずつパーツが届いて、完成するまで1年半かかったロボットのロビくんと会話もできます。

読書

図書館がすぐ近くにあるので、一緒に本を借りてきて、読むことも出来ます。

小野さんからのメッセージ

これからこの旅館で金儲けなんかをしようって訳じゃなくて、来てくれた人に笑顔とか、あと親切とかね、そういうのを届けられればと思ってるんですけどね。 できる限り、続けられるなら続けようと思ってます。夫婦一緒に会話しましょう。

予約はこちらから!

https://www.airbnb.jp/rooms/20365963?location=%E5%B2%A9%E6%B2%BC&s=GXGeZyT7

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