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熊野堂神楽

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熊野堂神楽

歴史・文化 /

仙台周辺および県南部に分布する神楽の元祖

起源は文治年間(1185年~1190年)に京都の神楽岡から伝わったものといわれています。
この神楽は出雲の流れをくむ岩戸神楽で、仙台周辺および県南部に分布する神楽の元祖とされています。
現在、拝殿前の池に常設された神楽殿で披露されていますが、江戸時代以前は拝殿の場所にあった長床で舞われていました。
伝わっている演目は十三番で、番外編として「巫女舞」があり、県指定の無形民俗文化財に指定されています。
熊野神社の春例祭では、神楽の奉納後、神話を題材にした5曲の舞楽が拝殿正面の池に臨時で設けられる水上の舞台で披露されます。
神楽を舞う7人の社家は従来から世襲とされており、今日でも厳格に守られています。

  • 〒宮城県名取市高舘熊野堂字岩口上51

  • 乗合バス「なとりん号」相互台線 「熊野堂」停留所下車 徒歩約3分

  • 無料

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